棚原組棚原社長さんのお話 コンクリートに関連して
今日は工程会議でした。
棚原組棚原社長さんもいらしていてお話を伺いました。
棚原組は社長さんのお父さんが創業されて、創業50年なのだそうですが、今の社長さんの代にかわり、お父さんが建てた建物を壊すことがあったそうです。たった40年、ローンを払い終わった頃に壊してしまう建物って問題ではないかと思い、長持ちする建物を造りたいとの思いから岩瀬式コンクリート打設法に取り組むようになったそうです。棚原組で取り組み始めてから4,5年ですが、通常のコンクリート打設法よりも費用も手間もかさむそうで、説明しても希望されない場合もあるとのことで、棚原組で全て岩瀬式で行っている訳ではないそうです。
今回コンクリート流し込みも2台使って朝8時半にスタートして終わったのは夜8時過ぎ、12時間近くかかったそうです。攪拌して空気を外に出すために50人近い人が集まって行うそうです。
コンクリートがその後しっかりと固まるためには水分が中にあることが必要で型枠を外しても水分が逃げないようにビニールを巻いたり、水ガラスを塗布したりするそうですが、ビニールを巻く作業もかなり手間がかかるそうです。それも丈夫なコンクリートを作るためと手間をかけているそうです。
沖縄ではコンクリート造りの建物がとても多いので、この工法が普及しているかと思ったら、3,4社しか取り組んでいないとのことで、残念なことだと思いました。
ただ、実際にどれだけ長持ちするかの結果は遠い未来のことになりますが。
これから先あと2回コンクリート打設がある予定です。
うちの桜も満開です。子どもの保育園では桃の花も咲いていました。
花も実も楽しめる桃も是非建物完成したら植えたいです。
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